無事 Хабаровск - ハバロフスクに到着しホテルへ。
ハバロフスクで滞在したホテルはその名もСаппоро - サッポロ
Wi-Fi接続をしようとしたらitochuなどと表示されたので、日系オフィスなども入っているようだ。
翌日は朝からガイドさんと共に市内観光へ。
ハバロフスク最古のロシア正教の教会。赤と灰色、2色の煉瓦を使う建築様式はハバロフスクの特徴的な建築様式。
ロシア正教に特徴的な八端十字も見られる。
Амур - アムール川沿いのКраевой парк им. Н.Н. Муравьёва-Амурского - ムラヴィヨフアムールスキー地方公園。
ハバロフスク目抜き通りにも冠されているアムールスキーとは、ハバロフスク総督 Николай Николаевич Муравьёв-Амурский - ニカラーイ・ニカラーイェヴィチュ・ムラヴィヨーフ・アムールスキーに由来する。
スポーツ施設も充実。このプールは温水プールなので、寒さの厳しいハバロフスクの冬でも入ることができるとのこと。にわかには信じがたい。
プーチン大統領は強いロシアの実現のためスポーツ教育にも熱心で、スポーツ成績優秀者は大学入学試験で加点されたりするらしい。
朝早いので基本的にお店は開店前、人影はほぼない。
広大な公園なのでサクッとできる範囲で見て回って車でЦентральный рынок - 中央市場へ向かうことに。
中国韓国系のお店も多く、アジアとヨーロッパが混在した独特な雰囲気の市場。
日本のものを見つけるとなんだか不思議な気持ちになる。
狩猟民族が強壮剤がわりに食べるというのがこちらのлимонник - チョウセンゴミシ
効きすぎるので午前に3,4粒のみ食べるのが良いとのこと。酸味と苦味のある独特な味。
船の乗船時間の都合でざっとしか見て回れなかったが、こちらの市場もとても広く一日中楽しめそうだった。
さていよいよ船に乗ってАмур - アムール川遊覧へ。12時から2時間おきに出航している。
所要時間はおよそ1時間。
アムール川をХабаровский мост - ハバロフスク橋に向かって北上していく。
川に沿って発達した街なので人口60万人ほどの割に大きく見える、と言われたが人口60万人が今ひとつピンとこない。調べたら千葉県船橋市(62万人) 鹿児島県鹿児島市(60万人)あたりが近似値のようだ。なるほど…。
5000ルーブル紙幣に描かれているハバロフスク橋。
奥に見えるアーチ状の橋は1900年パリ万博で金賞をとった古い橋の残存部分で、現在は博物館となっている。
新たな橋は上が自動車道路、下が鉄道の二層構造。
モスクワへ向かうシベリア鉄道もこの橋を渡るようだ。
対岸は田園風景が多く長閑。水は茶色く濁っておりあまり綺麗な川とは言えない。
この日はたまたま民族音楽の一団が乗り合わせており、とても賑やかで雰囲気満点のクルーズだった。
「こんなこと滅多にないからラッキーですよ。」と、ガイドさん。
てっきり演出なのかと思っていた。
1曲歌詞の内容を解説してもらったが、
『女性が好きになった1-6人目の男性、お酒の飲み過ぎや背が小さいといった理由で母親に結婚を認めてもらえず、7人目の男性と結婚したが互いにそんなに好きじゃなかった』
というなかなか深みのある話だった…。
最後には操縦室も見せてもらった。
意外といろいろ見ていて1つの記事にまとまらなかった…ハバロフスクでの市内観光についてはまた次の記事で。